SNH48選抜総選挙開票イベントレポートは、今回、最終回として『陽のあたらない少女たち』という題名をあげさせていただきました。
前回までは表舞台の華やかな内容のレポートを書かせていただきましたが、会場で生で見た中では、その裏側で涙を流すメンバーもたくさん見てきました。
多くスポットライトを浴びるメンバーもいれば、全く陽のあたらない場所にいるメンバーもたくさんいます。今回はそういったところのレポートを書いていこうと思います。
ではここからがレポートです。
『陽のあたらない少女たちへ』
今回の総選挙は、各チーム・メンバーによってそれぞれの目標がありました。
※ここからは私の妄想も入ります・・・チームSIIメンバーの一期生にとっては「ランクインして当たりまえ」、SIIの二期生・三期生にとっては「なんとかランクインしたい」、チームNIIメンバーは「打倒チームSII!チームN2全員でランクインする!」、チームHIIは「一人でも多くのメンバーがランクインして欲しい」、チームXは「ランクインできたらいいかな」。
チームで見るとこういった目標があったのではないかと推測します。
メンバー別に見ていくとさらに想いが強いメンバーも・・・
例えばチームXの邵雪聰(COCO)は、家族の反対を押し切ってSNH48へ入ったことで、家族を納得させるために、すぐに結果を出す必要があるという子もいました。ただ、この想いについては全メンバー共通なのではないでしょうか・・・
それは、
「自分が陽のあたる場所に立ちたい!多くのスポットライトを浴びる場所に立ちたい!」
これは誰しもが想う願いだと思います。
しかし、
その陽のあたる場所にたてるのは、ほんのひと握り。
アンダーガールズならば32位以内、選抜メンバーは16位以内に入る必要があります。
半分以上のメンバーが『陽のあたらない場所』で悔し涙を流すことになります。
この写真は選抜の神セブンが発表されていた時のウエイティングシートに座っているメンバーたちの写真です。
写真の左側が何曉玉(シャオシャオ)、右が鞠婧禕(キクちゃん)。キクちゃんは名前が呼ばれることがほぼ確定しているので、いつ呼ばれるのかが気になっている感じですが、シャオシャオはこの時点で自分の名前が呼ばれることがないことが分かっているので、悔しい気持ちがありながら、同じチームNIIメンバーの演説に対して自分のことのように感動して涙を流している・・・ そういった感じでしょうか。
この写真の中段左から二番目の張雨鑫(チャーチャー)も先ほど紹介したシャオシャオと同じようにチームNIIメンバー、そして同じ三期生のチームHIIのメンバーの演説に感動の涙を流していました。しかしながら、もちろん自分の名前が呼ばれなかった悔しい思いもあると思います。
こちらはチームXのメンバーが写っている写真です。
チームXメンバーは、まだSNH48に入ってから半年くらいしかたっていないので、名前を呼ばれなくても余裕の表情が見えますね。
握手会や写メ会のときにも感じたのですが、後列で顔だけ見えている張丹三(炭酸)はこういった場面でも気を抜いた表情が一切ないのがすごいと思います。角度的に私の席から撮影が難しかったチームSII、チームHIIメンバーの席も少しだけ撮ることができました。左から三番目が前回1位だった吳哲晗(ウーちゃん)、その右隣が前回16位で選抜メンバーに選ばれた徐晨辰(CC)。ウーちゃんはスキャンダルによって今回のランクインは難しいと思っていましたが、彼女自身もそのことは分かっていたと思います。CCも今回は苦戦することが分かっていたので、ウーちゃんとともに、結果を素直に受け止め、終始落ち着いた表情で会場のモニターを見つめていました。
この写真の上段に見えるのがチームHIIキャプテンの王璐(ルーバオ)。彼女はSNH48に入る前の写真が流出するというスキャンダルがなければ、今回の総選挙で確実に上位に入っていたと思われるメンバーでした。色々と悔しい思いがありながらも、他のメンバーのランクインを快く祝福する姿が何とも健気で、見ていてとても辛い感じがしました。
そして最後に・・・
今回の総選挙で心打たれた写真がこちらの2枚。一枚目の写真が、左から陳佳瑩(エディン)、陳問言(もやし)、董艷芸(パンダ)。
二枚目の後列、会場上部に設置されたモニターをじっと見ているのが羅蘭(ランラン)。
今回チームNIIメンバーが続々とランクインする中、名前を呼ばれなかったNIIの二期生はここに写っている4人と鞠婧禕(キクちゃん)の隣にいた何曉玉(シャオシャオ)の合わせて5人だけでした。
チームNIIは今年に入って人気が上がり、全メンバーにランクインするチャンスが巡ってきたような状況でした。
しかし陽のあたるメンバーが増えれば影になるメンバーも出てきます。劇場公演でずっとレギュラーメンバーとして活躍していた陳佳瑩(エディン)と羅蘭(ランラン)は、新公演ではアンダーに降格になり、公演に出ることがほとんどありませんでした。董艷芸(パンダ)や何曉玉(シャオシャオ)はいつもボーダーライン上、陳問言(もやし)は2.5期生として中途半端な時期にSNH48に入ったため、なかなか注目されることがありませんでした。
なので、彼女たちはランクインするかどうかのギリギリのところにいながらも、アンダーガールズで名前を呼ばれなかった時点で、ほぼランクインが無理だと悟る状況にありました。
もう名前が呼ばれることがほぼ絶望的な中で、涙を流すもの、現実を受け入れて結果をしっかりと見ているもの、それぞれ違う表情をしながらも、悔しい気持ちというのがとても強く伝わってきました。
以上が『陽のあたらない少女たち』のレポートなのですが、私は最後の写真の羅蘭(ランラン)の表情が一番心の中に残りました。
彼女はSNH48に入って間もない頃に、昔のやんちゃな写真(恋愛スキャンダルではない)が流出しいきなりスタートから転倒し、今でも苦労している状況です。しかし、そういった状況でも諦めることなく、劇場公演メンバーから外れても腐ることなく努力を続けている彼女は本当に素晴らしい人格者だと思います。
この会場のモニターをじっと見ている羅蘭(ランラン)の姿は、今回の結果をしっかり見届けて、次の目標をすでに見つけているように見えました。
総選挙では結果を出すことができなくても、頑張って努力し続ければ、違う場面で陽があたることがあるかもしれません。
今回陽があたらなかったメンバーも、努力しだいで来年のポジションが変わってくると思います。私は今回の選挙でNIIのランクインできなかったメンバーのことも好きになったし、HIIメンバーの絆の強さも好きになりました。
来年の総選挙レポートを書くときは、今回上げた写真が祝福レポの一つとして使うことができたら嬉しいですね。
来年期待しています(^-^)
以上で総選挙レポートの最終回までがおわりました。
長いレポートを最後まで読んでいただきありがとうございました。今後ともSNH48と神推しブログをどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
…… 捲土重来!
レポートの内容、最高です。シャオシャオとランランは、気になるメンバーです。頑張って欲しいですね。
本当にSNH48を愛してらっしゃることが最後のレポートからもよく伝わりました。
今回、陽のあたらなかったメンバーたちですが、陽をあてるのはファンひとりひとりですよね。
その意味でこうやってメンバーを紹介してくださる方がいられるのは、とても助かります。
知らなかったメンバーのことを知ることができました。ありがとうございました。
もやしとランランには、是非とも入って欲しかったですね。
また、SⅡの2期生であるスリーとルオルオにイチゴもです。
もっとも、こんな事を言っていれば2期生達全員と言う事になりますが・・・。
ただ、シャオシャオが圏外だったのは意外でした!
また、パンダは結構可愛くて魅力的ですし、エディンは知性的でしっかりとしていながら、結構ユーモラスな面がある魅力的な子なんですけどねえ・・・。
来年はネクストガールズも出来るでしょうし、2期生達全員の名前が呼ばれる事を願ってやみません。